ようやく暖かくなってきたと思ったら、ここ数日で冬に逆戻りしてしまったルーヴァン、
花に託して春を待ちつつ、植物園の話でもしましょう。
下宿から徒歩7分の近所に、ルーヴァン市立植物園があります。
小規模ながら管理は行き届いていて、自然式庭園と花壇、割と
広めの温室棟、高山植物コーナー
の温室小屋 ↙ なんかもあります。
今(ただし、掲載写真はいずれも2日
ほど前の晴天に撮影したものです)
は、ちょうど桜が満開を少し過ぎた
ところで、しづこころなく花の散る光
うつろふ浅春の白耳義、といった光
景が見られます。
ルーヴァンで見られる桜は、一重、
八重、枝垂れとバラエティ豊かで、
なかなか侮れません。
そして奇特なことに、どれも
ほぼ同じ時期に開花します。
本家日本より豪華ですな(笑)。
その他、今の時期はスイセンが
花盛りで、各種ラッパズイセンが
芝生のあちこちに鮮やかな黄色
の群落を作っています。
同じく定番のクリスマスローズも、もうしばらくは見頃でしょう。
ここのは緑色系の品種が大半でした。葉と花の区別がつきにくいの
で、若干インパクトに欠けることは否めませんが、私は割と好きです。
あとは、シャクナゲと花カイドウが満開で綺麗でした。
やっぱりピンクは春の色ですね。
百花斉放の季節が待ち遠しい。
と、窓の外で舞い狂う牡丹雪を眺めながら思う今日この頃です。