謹んで新春のお慶びを申し上げます
明けてしまいました、2010年。
何も先に進んでいないうちに、また1年が過ぎてしまったことに愕然
とするばかりですが・・・
今年は、少し足元を見直して、その場その場のひとときを楽しむ
ゆとりを持つよう、心がけていくつもりでいます。
泣いていても笑っていても、世界は回り、人生の時間は過ぎてゆく。
▲ヘンドリック・テル・ブリュッヘン(Hendrik ter Brugghen)
《”笑う”哲学者と”泣く”哲学者 - ヘラクレイトスとデモクリトス》
(images:Rijksmuseum Amsterdam
http://www.rijksmuseum.nl/aria/aria_artists/00017224?
lang=en&context_space=&context_id=)
(わかりにくいですが、左のヘラクレイトスのほうは涙を流しています)
余裕の持てないときであっても、余裕の持てないときだからこそ、
心の持ちようだけでも余裕を忘れないことが大切ですね。
相変わらず、”あがいてもがいて一日が往く”3年目、お気が向きましたら
おつきあいくださいますよう。。。
※ ※ ※
→ 超新星爆発!
ではなくて、
ルーヴェンの2010年年明けの花火です。
今年は、こちらでも大晦日から元旦にかけて冷え込み
ましたが、予想に反して雪は降りませんでした。ブリュッ
セルのグランプラス恒例年越し花火は、さぞかし盛況
だったことでしょう。
新型インフルが一段落の兆しを見せ始め、例年に比べ
て少ないものの、年末年始を海外で過ごす人もかなりい
らっしゃるようです。昨年末は最後まで、バイトの関係で
王立美術館に通うハメになっていたのですが、日本人
観光客の多さが目立ちました。
oeverの住む辺りでは、いつものように、さほど盛り上がることもなく、粛々と
新年を迎えました。
下宿のある通りを、さらに3分ほど下ったところに、知る人ぞ知る花火の打ち
上げスポットがあるので、今年も、近所の方々に混じって見物に行ってきました。
打ち上げが始まり、23時半頃からが本番。
今年は結構人が集まっていて、皆さん
ご近所なので、自宅からビールのグラス
やココアのマグカップを持参して、ほのぼ
のムードの立ち見です。
他の都市のは知りませんが、ウチの近所
の花火は、日本のように大輪一発上げのも
のは少ないです。柳花火っぽいものとか
噴水状に吹きあがるタイプのものを、同
時に打ち上げて、色や火花の軌跡が重
なるのを楽しむのですね。
この紫と金のコンビネーションは、お正月らしくてイイな、と思い
ます。
クライマックス。
誰からともなくカウントダウンが始まり、
”ゼロ”の声とともに、思い出したように
そこここで拍手が。
地方都市ルーヴェンの端っこらしい、
力の抜けたイイ感じの年明けでした。
それにしても、花火の写真は難しいですね。
上手く撮る方法はないものか・・・
それでは、まだまだ寒さも厳しくなるばかりの折、皆様お身体ご自愛ください。
新しい1年が実り多いものとなりますように。
PR
この記事にコメントする