はい、ブログ開始後1週間経ちました。褒めて褒めて~(笑)
・・・などという戯言はさておき、シャワーは木曜日に復活しました。ついでに、さんざんな てすと の結果も木曜日に返ってきましたとさ。
昨日は、手作り”包子(パオツー)もどき”をお土産に、ロビンの家へ。
毎回思うことだけど、粉物って、なんであんなに肥大するんですかね。どんなに頑張って生地を薄く伸ばしても、出来上がったときには3倍くらいの分厚さになってるし。前にファルファッレ(蝶型のパスタのことです)を手打ちしたときには、成形時のシジミチョウが、茹で上がったときには蛾(ほとんどモスラ)に化けてて、さすがに怖かった。・・・って、アラ、私だけですか?
左:発酵中の”包子もどき”の皮
中:包むの失敗しました
右:白髪ネギでごまかしてみる
郊外のロビンの家までは、バスを乗り換えて20分。暗くなってきて、バス停の名前が見えないので、目的地に着いたら教えてくれるように運転手に頼んだら、そんな停留所は知らんね、とにべもない。勝手に嫌がらせしてろこのマダラ呆けが。窓の外の暗がりに目を凝らして自力でバス停を発見して、小雨の中、ロビンの家に着くと、遅かったじゃないの~!と出迎えてくれましたが、
オイ、行くの夜になるって、ケータイにSMS送っといたやんけ。
案の定、彼女はメールをチェックしていませんでした。いやはや、変わってないのう(笑)。仕事と子育てで毎日忙しいから、しょうがないんだけどね。
夕飯をご馳走になって、ダニエル相手にオランダ語会話の練習をして、一晩泊めてもらって、今朝は一緒に教会に行って帰ってきました。
それにしても。
他のヨーロッパ諸国と同様、ベルギーでも、外国人に対する風
当たりは年々強くなってきています。
法律の改正が相次ぎ、在留資格を得るための条件も厳しくなっ
ていて、ロビンも相当苦労していると言っていました。長期滞在
するためには、仕事を得なくてはならないのですが、安定した職
を得るためには職業訓練が必要で、そのためには長期滞在して
訓練を受けなくてはならない――という堂々巡り。どこの国でも
多少なりとも同じ事態が生じているのかもしれませんが、なまじ
この国が、歴史的背景に基づく開放性・柔軟性を売りにしているだけに、その実情とのギャップがことさら大きく感じられるのです。同様の閉鎖的姿勢は、留学生の大学の授業料に関して、EU諸国出身者と非EU諸国出身者とで10倍もの差が設けられていることなどにも表われています。
さて、では試験勉強を再開しますか。
外国人をめぐる現状に不満を並べるのは、せめて、もうちょっとマトモに現地の人と議論できるレベルのオランダ語を身につけてからにしましょう。 ○○が納得いかーん!とか息巻いたところで、Waarom(なんで)?と突っ込まれたとたんに、Omdat(だって)・・・Omdat・・・#△×◆・・・!~~!
C~ {@ @ }~3(憤死) じゃ話にならないですから。
だから。
そういうわけで、
私は急ぐのです。
”来年” あるかどうかわからないから、というだけでなく、中途半端が嫌いだから。
この国にいる以上は、いい面も悪い面もひっくるめて、この国のことを理解したい。そのためには、それなりの努力をするのが筋だと思うのです。そして、そのためには、良きにつけ悪しきにつけ、”外国人だから”という特別扱いを甘受しているべきではないでしょう。自分が外国人である限り、いつまでたっても特別視されるのは避けられないとしても、だからといって努力を怠る理由にはならないはずです。