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ビールとにわか雨と言語境界線の国で、 美術と歴史の迷宮を彷徨中の 留学生活の覚書
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12月も第1週を過ぎ、大学図書館前のLadeuzepleinにクリスマス・マーケットが建つ
時期になりました。

昨日の夜辺りから準備が始まり、今朝も慌しく、大量の樅のIMG_5365-2.jpg
木や建材が運び込まれていました。
広場の中心で365日、針に貫かれた姿を晒しているハエ君の
存在感も、これからしばらくの間は希薄になってしまいます。

同じ日に、写真の背後に位置する図書館の飾りつけもスタート
したのですが、こちらは日を改めてご紹介します。

さて、夜になって、いよいよ祭りの幕が開きました。

IMG_5684-2.jpg  
  中央の大仮設テントを取り囲むようなかたちで、ク
  リスマス用品のお店やスタンドが並び、どことなく
  縁日の夜店のような雰囲気です。

  中央テントのバールでは、ワイン樽のテーブルの周
  りに集った赤ら顔で太鼓腹のおじさんたちが、湯気の
  たつグリューワイン片手に、賑やかに談笑しています。

  IMG_5682-2.jpg
図書館前にはメリーゴーランドが設けられ、子供たちが列を作っ
ていました。
おもちゃやお菓子の店は家族連れでごった返し、この機とばか
りのおねだり攻撃でパパママを足止めするちびっ子たちの姿が
至るところで見られます。

IMG_5390-2.jpg  メインはやっぱりクリスマス用品の
  屋台。  
  ツリーやリース、オーナメントから、
  扮装用のお面や衣装などまで、あ
  りとあらゆる専門店が軒を連ねます。
 IMG_5689-2.jpg
  
  他にも、グリューワインをはじめ、ハム、
  ソーセージやネーヒェルクッセ(neger-
  kusse:チョコレートでコーティングした
      釣鐘型マシュマロ菓子)など、クリスマ
                 スならではの食品が、あちこちで売られ
                 ていました。
 
→コンフィチュール屋台のおじさん。チロルハットがよくお似合いです。

IMG_5702-2.jpg  
  ←ミニチュアハウスのお店。中高年になぜか大人気。


  →ネーヒェルクッセ。
    こんなデカくて甘ったるそう
    なもんを、ダース売りするの
    はやめIMG_5695-2.jpgてくれ。


祝事が相次ぐこれからの数ヶ月は、お祭り好きなフランドル人
にとって、一年で最も血が騒ぐ時期かもしれません。
ルーヴァンのクリスマス・マーケットは12月17日まで。
今年は開催20周年に当たるのを記念して、例年の3~4日を
大幅に延長して、10日間の開催となっています。
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