あまりにも美しい朝焼けだったので、窓枠に正座してシャッター
を切り続けること数分間。裏のおじいちゃんに目撃されてたとし
たら、何の儀式かと、さぞ訝しがられたことだろう。
ちなみに時刻は9時。遅い日の出とともに、一日が始まります。
今朝はTervuursevestの信号が止まってしまっていました。
片側2車線だけど、バスなんかも通るかなりデカい交差点なので
なかなか危険な状況です(写真に写っているのは自転車と歩行者
の専用レーンのみ)。にもかかわらず、誘導も交通整理もなく、人
も車も様子をうかがってゆるゆると停止し、なんとなく頃合を見計
らって発進する、というアバウトさ。
それでも無法地帯にならない辺り、さすがです。
そして、12月の足音を聞いて、そろそろクリ
スマスめいてきた街では、ウインドウ・ディスプレイやイルミネーションの
準備が進みつつあります。
市庁舎前広場では、kerststal(キリスト生誕のインスタレーション用の家
畜小屋の模型)の設置が始まっています。今朝は、市立植物園の小型
トラックが、小屋を飾る枝や干草を運び込んでいました。
大家のおば様に聞いたところでは、聖家族の展示には人形が用いられ
るのですが、聖誕を見守る役目のロバは、本物が連れて来られるのだ
そうです。他の都市では、地元の人たちが聖母や聖ヨセフに扮して演技
するところもあるとか、ぜひ見に行って来たいと思っています。
Oude Marktの街路樹のイルミネーションも、準備完了。カメラ
を向けたら、クレーンに乗っていたおじさんに気づかれ、妙に
大受けしました(一番右端にいる方です)。ピントが若干合って
ないのが残念ですが。
クリスマスの先触れのようなシント・ニクラースの日を来週に控
えて、子供はもちろん、大人たちにとっても、心華やぐ祭りの月
がすぐそこまでやって来ています。