ご無沙汰しておりますこんにちは。
実に4か月ぶりの更新です。
日本はようやく夏らしくなってきた様子で、oeverの地元の中部地方
も8月に入ってようやく梅雨明けした由。
ルーヴェン、そしてベルギーも曲りなりに夏真っ盛りです。朝夕の涼し
さに比して、日中は陽射しが強くて痛いです。
先日、ヴァカンスに行っていた大家殿と1カ月ぶりに顔を合わせました
が、こんがりと良い色に焼け焦げておられました。
同居人たちもモレなく帰省中です。
そんなわけで、今日は朝から冷蔵庫の霜取りに励んでおりました。他
の住人のモノが入っている時だと面倒なので。
絶対要冷蔵のものを適当に冷凍室やキッチンの第二冷蔵庫に移して、
冷蔵室だけ電源を切り、扉を開けて放置。1時間ほどしたら、壁を覆い
つくしていたガンコな氷も溶けてきました。頃合いを見て、うまく梃子の
原理で力をかけてやれば、ガタッと氷壁全体が外れて、ハイ終了~。
こんなん取れました。一部です↓
しかし分厚いな。最大で10cm近く。
コレが冷蔵庫の容積を圧迫してい
たことは間違いありませんね。
やる気が出たついでに、歴代住人
どもが放置していった食品が押し
込まれていた”人外魔境領域”こと野菜室を整理しました。
賞味期限平均3年切れの調味料の山。3年間放置された生クリームは
パックの中でバターに変化("へんげ"と読みます)するという、別に知り
たくもない知識を得ました。
さて。
ルーヴェン近郊の写真を少々。
曲がりなりにもVlaams-Brabant州の州都であるルーヴェンですが、ご存じ
の通り、いわゆるcentrumと呼ばれるリング内地域は比較的狭いのです。
リング(環状道路)の描く直径2kmほどの円に囲まれた範囲が狭義の
ルーヴェン市。それに、ヘレント(Herent)、ケッセル・ロー(Kesse;-Lo)、
コルベーク・ロー(Korbeek-Lo)、そしてoeverの住むヘーヴェレー(Heverlee)
などの隣接地域を加えた範囲が広義のルーヴェンということになります。
市の中心部は普通に町なのですが、リングから少し出ただけで、緑が
豊かで人口密度の少ないvoorstad(都市に隣接した近郊地域)の村々
に入り込むことになります。そしてさらにvoorstadを抜けて周縁部に行くと、
住宅地と畑と森が混在する”ヴラーンデレン的田舎”に辿りつくわけです。
ルーヴェンの南端のヘーヴェレーからさらに南に10kmほど行ったところに、
Huldenbergという自治体があります。先週、知人を訪ねて久しぶりに行って
きました。
この辺りは農家も多く、日本で言うなら、例えば長野県の比較的市街地に
近い部分の農村地帯の趣があります。
きっぱり田舎というには開け過ぎているけど、都市と比べれば十分にのど
かな、そういう場所です。
←収穫期の麦畑。よく実って
いますが、いわゆる金色の
穂波という感じではないで
すね。
白茶けた麦の穂が重たげに
頭を垂れています。
←こちらは6月初旬の写真です。
このときは非常にキレイでした。
一面、白銀に輝く麦の海。
風で揺れるたびに穂先の毛
状の部分がキラキラして、
草ではないものの、草海原と
いう言葉がぴったりでした。
近くで見た写真の比較です。左:6月/右:8月
ちょうど刈入れの最中の畑。うっかり傍らを自転車で通ったら藁まみれになりました。

Huldenbergの森では、早くも秋の気配が漂い始めていました。クルミやハシバミ
が青い実をつけ、栗の葉陰にもまだ若く柔らかい毬栗がのぞいています。
→真赤に熟したナナカマドの実
Huldenbergの初秋便りは、また
近日中に。
←帰路に見た麦畑
白茶けてカラカラになった麦が
夕暮れ効果で金色に輝いてい
ました。
実に4か月ぶりの更新です。
日本はようやく夏らしくなってきた様子で、oeverの地元の中部地方
も8月に入ってようやく梅雨明けした由。
ルーヴェン、そしてベルギーも曲りなりに夏真っ盛りです。朝夕の涼し
さに比して、日中は陽射しが強くて痛いです。
先日、ヴァカンスに行っていた大家殿と1カ月ぶりに顔を合わせました
が、こんがりと良い色に焼け焦げておられました。
同居人たちもモレなく帰省中です。
そんなわけで、今日は朝から冷蔵庫の霜取りに励んでおりました。他
の住人のモノが入っている時だと面倒なので。
絶対要冷蔵のものを適当に冷凍室やキッチンの第二冷蔵庫に移して、
冷蔵室だけ電源を切り、扉を開けて放置。1時間ほどしたら、壁を覆い
つくしていたガンコな氷も溶けてきました。頃合いを見て、うまく梃子の
原理で力をかけてやれば、ガタッと氷壁全体が外れて、ハイ終了~。
こんなん取れました。一部です↓
コレが冷蔵庫の容積を圧迫してい
たことは間違いありませんね。
やる気が出たついでに、歴代住人
どもが放置していった食品が押し
込まれていた”人外魔境領域”こと野菜室を整理しました。
賞味期限平均3年切れの調味料の山。3年間放置された生クリームは
パックの中でバターに変化("へんげ"と読みます)するという、別に知り
たくもない知識を得ました。
さて。
ルーヴェン近郊の写真を少々。
曲がりなりにもVlaams-Brabant州の州都であるルーヴェンですが、ご存じ
の通り、いわゆるcentrumと呼ばれるリング内地域は比較的狭いのです。
リング(環状道路)の描く直径2kmほどの円に囲まれた範囲が狭義の
ルーヴェン市。それに、ヘレント(Herent)、ケッセル・ロー(Kesse;-Lo)、
コルベーク・ロー(Korbeek-Lo)、そしてoeverの住むヘーヴェレー(Heverlee)
などの隣接地域を加えた範囲が広義のルーヴェンということになります。
市の中心部は普通に町なのですが、リングから少し出ただけで、緑が
豊かで人口密度の少ないvoorstad(都市に隣接した近郊地域)の村々
に入り込むことになります。そしてさらにvoorstadを抜けて周縁部に行くと、
住宅地と畑と森が混在する”ヴラーンデレン的田舎”に辿りつくわけです。
ルーヴェンの南端のヘーヴェレーからさらに南に10kmほど行ったところに、
Huldenbergという自治体があります。先週、知人を訪ねて久しぶりに行って
きました。
この辺りは農家も多く、日本で言うなら、例えば長野県の比較的市街地に
近い部分の農村地帯の趣があります。
きっぱり田舎というには開け過ぎているけど、都市と比べれば十分にのど
かな、そういう場所です。
いますが、いわゆる金色の
穂波という感じではないで
すね。
白茶けた麦の穂が重たげに
頭を垂れています。
このときは非常にキレイでした。
一面、白銀に輝く麦の海。
風で揺れるたびに穂先の毛
状の部分がキラキラして、
草ではないものの、草海原と
いう言葉がぴったりでした。
近くで見た写真の比較です。左:6月/右:8月
ちょうど刈入れの最中の畑。うっかり傍らを自転車で通ったら藁まみれになりました。
Huldenbergの森では、早くも秋の気配が漂い始めていました。クルミやハシバミ
が青い実をつけ、栗の葉陰にもまだ若く柔らかい毬栗がのぞいています。
→真赤に熟したナナカマドの実
Huldenbergの初秋便りは、また
近日中に。
白茶けてカラカラになった麦が
夕暮れ効果で金色に輝いてい
ました。
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